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システム運用プロセスを自動化し環境変化に備える!
2011年3月11日に発生した東日本大震災、その影響は被災地に留まらず、全国的にその対応を迫られる事態となりました。その中でも深刻な影響をもたらしているのが「電力不足」の問題です。 電力不足や計画停電といった大きな環境変化に備えて、システム運用を迅速かつ確実に自動化する仕組みとして重要視されている「RBA(Run Book Automation)」と、BSPのジョブスケジューラ「A-AUTO(エーオート)」を連携させたRBAソリューションをご紹介します。
震災による被害と今後の課題
バッチジョブを自動実行するためのジョブをグルーピングし、稼働させるために必要な起動条件を管理いただけます。「時刻指定」、「先行終了」、「実行多重度制御」、「ファイル作成/更新トリガー」など自動実行のために必要な起動条件を定義いただけます。
今般の福島原発の深刻な被災により、東京電力では、電力供給量の不足に陥りました。企業や一般家庭では、節電や計画停電への協力を余儀なくされ、業務や生活に支障をきたす状況が続いています。
現在、企業の基幹業務の多くは、ITシステムが安定稼働する前提で成り立っており、企業においては、「電力不足」に対する不安がつきまとっています。
一般的に考えられる震災や停電への対応方法には、以下のものが挙げられます。
- 非常用電源設備の設置
- 安全な地域にあるデータセンタへの移転、確保
- DR(Disaster Recovery)サイトの構築
しかし、上記に挙げた設備投資やセンタの移転、DRサイトの構築などの対策は、その費用や時間を考えると「今すぐ」できることではありません。
更に昨年に引き続き、今年の夏も猛暑になる可能性が指摘されており、計画停電がより現実的なものとなっている今、費用や期間を要する「検討や計画」では対応が遅れる可能性があります。
今日、データセンタを利用している企業は非常に多く、停電対象地区に建設されているデータセンタでは、非常用電源設備を稼働するケースが現実のものとなります。
しかし、長期間にわたって非常用電源設備を稼働させた場合、燃料代等でコストが想定以上に増大する可能性も生じてきます。
結果、自社運用にしても、データセンタに移転するにしても、システムオペレーションの停止/起動、環境の退避/復帰など、緊急対応や障害防止のための手順化と自動実行化が必要になると言えます。
RBAとは?
「RBA」とは「Run Book Automation」の略で、Run Bookとは運用手順書を指し、運用手順書に基づいたオペレーション業務や管理を自動化しようとするソリューションを言います。
一般的にRBAを活用するメリットとしては、
- 労働集約型から知識集約型へのオペレーションの変革
- プロセスの自動化、ベストプラクティスの実装
- 運用コストの削減
- 人件費の削減
- インシデントの削減
- 運用品質の向上
- オペレーションミスの削減
- クラウド、仮想環境の構成変更
- プロビジョニングへの迅速な対応
などが挙げられています。
また、RBAを採用するための当面の課題としては、
- 運用手順書をいかに可視化するのか?
- 運用手順におけるルールの決定や標準化をどのように行うのか?
などが挙げられます。
RBA導入による運用設計からオペレーションまでの流れの変化

RBAとジョブスケジューラA-AUTOの連携によるシステム運用プロセスの自動化
RBAツールは、事前に設定したシナリオに従って、バッチジョブを順次起動する機能を持っています。ツールの中には、承認のワークフローと組み合わせて、承認者や担当者が「確認・承認」しながら、バッチジョブを順次実行させることができるタイプのものもあります。
RBAツールによる「設定したシナリオの実行」パターン
- 実行時刻の指定による起動
- 必要なタイミングで担当者が指示(操作)して起動
- 監視機能と連携し、アラートメッセージの出力を認識して起動
BSPが提供する「RBAソリューション」は、RBAツールとジョブスケジューラであるA-AUTOとを連携させることにより、これらシナリオ実行のタイミングを完全に自動化する環境を提供します。
特に、計画停電などにより、「日々異なる時間でサーバの停止・起動を実行しなければならない」、「急遽停電が中止になった」など、シナリオ実行に変更が発生した場合でも、簡単な設定とオペレーションで、計画的に調整できる環境を提供します。
また、A-AUTOを利用することで、実行ジョブの証跡を残すことができるので、正当性の証明や透明性の確保も可能です。
RBAツールとA-AUTOの連携







