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導入事例

日本ユニシス株式会社

ダイレクトマーケティング業界向けソリューション「DM/FF3」の帳票出力にBSPの「DURL」を採用
〜通販業界特有の要求度の高い帳票処理ニーズに対応〜

 日本ユニシス株式会社(以下、日本ユニシス)は汎用機の時代から業界をリードしてきた総合ITソリューション企業です。高い技術力によって、金融機関の勘定系システムをはじめとするさまざまなシステム構築において豊富な実績を持つ日本屈指の老舗IT企業です。

 同社では古くからダイレクトマーケティング分野における専用ソリューションにも注力しています。その中で、プリント制御をはじめとする帳票出力の推奨コンポーネントとして、BSPの帳票サーバ製品「DURL(デュール)」を採用しています。

 今回、ダイレクトマーケティングのビジネスに欠かせない基盤に「DURL」を採用した理由や経緯について、日本ユニシスの上田雅夫氏にお話を伺いました。

日本ユニシスのダイレクトマーケティングへの取り組み

日本ユニシス株式会社 流通第二事業部ECプロジェクト シニアコンサルタント 上田 雅夫氏
日本ユニシス株式会社
流通第二事業部ECプロジェクト
シニアコンサルタント
上田 雅夫氏

 日本ユニシスでは1980年代からダイレクトマーケティング業界向けのソリューション製品群を開発提供してきたという歴史的経緯があります。上田氏は次のように話します。

 「総合IT企業で、ダイレクトマーケティングだけを専任担当する営業部門やシステム部門を抱えているのは弊社が唯一ではないでしょうか」

 日本ユニシスは通信販売協会にも参画しており、コンピュータメーカとしては古株会員とのこと。通販業界の中でも常に上位3〜4割に入る企業をITパートナーとしてサポートしています。

 「1984年にディレクターというこの業界向けの最初の製品をリリースしました。ディレクター2を経て、初代『DM/FF(ダイレクトマーケティングの標準的なフルフィルメント業務全般をカバーするソリューション)』までは汎用機ベースの製品。DM/FF2でクライアントサーバ型になり、その途中でインターネット対応の機能を盛り込むようになりました。最新のDM/FF3ではコールセンターやECを包含し、Webサービスのテクノロジーを採用したSOA指向の製品になっています」

 そのように語る上田氏は、ダイレクトマーケティングのビジネスを4つのフレームに分けてシステムの概要を解説します。

 「まずコールセンターやECなど、お客様との接点となるフレーム、次に受けた注文をこなす、いわゆるフルフィルメントと呼ばれるフレーム、そして顧客を中心とした情報分析系のフレーム、最後にスタッフの人事や給与などバックオフィス系のフレーム。当社のダイレクトマーケティング業界向けソリューションの領域はバックオフィス系以外の3つの領域を網羅したソリューションです」

 DM/FF3はこれまでに蓄積された業務ノウハウを結集し、複数メディアからの業務処理要求にリアルタイムで対応しており、データの一元管理によって効率化を図ると同時に、顧客満足度の向上とTCO削減を実現しています。

ダイレクトマーケティングにおける帳票ニーズは大量高速出力

 ダイレクトマーケティングのビジネスにおいて、帳票は非常に重要な役割を占めています。受発注や商品発送はもちろん、在庫管理など、ほぼすべてのビジネスプロセスに、必ずついて回るものだからです。

 「1件の受注に対して、最低でもお買い上げ明細表と送り状の2種類の帳票が発生します。ということは1日に5万件の出荷があるとすれば、少なくとも10万通以上の帳票出力が発生する計算になります」と上田氏。

 その他にも、業界的には再振と呼ばれる振込用紙の再発行や、複数品目を受注し、その一部が欠品していたという場合に在庫が揃うのを待つのか、複数回に分けて発送するのかなど、お客様の業務フローに応じて帳票出力ニーズも変わってきます。また、お買い上げ明細表も代引き用、クレジット用など数種類を用意することも一般的になっており、帳票の出力および制御は多岐にわたっています。

 「弊社がおつきあいしている大手のお客様は1日に3回、物流現場が動くというケースがほとんどです。朝一番で出票して午前中に出荷、午後一で出票して夕方に出荷、そして残りは夜と。1日にそれだけの帳票を出すという時に、それがたとえば何時間もかかるというのではビジネスは成立しません。複雑なものを大量に、しかもスピーディに処理することが求められているのです。大量高速印刷に耐えうるプリンターとともに、その制御を担う帳票サーバの選定は、システムの完成度を高める上で非常に重要な要素でした」と上田氏はいいます。

プリンターのパフォーマンスを限界まで引き出す高機能と、ソリューションとの親和性の高さを評価し採用

 BSPの「DURL」を知ったきっかけについて、上田氏は語ります。

 「十数年前、弊社でDM/FF2商品化に際してあるメーカがパフォーマンス性の高いプリンターをリリースされたおりに、帳票出力ツールにはDURLが最適ではというご提案をいただきました。ダイレクトマーケティング業界では、帳票の出力を大量かつスピーディに印刷することが最優先で求められます。DURLは、プリンターのパフォーマンスを引き出すPDL生成機能と帳票のスプール管理機能が充実したツールでした。そこで検証を重ね、弊社が求めるパフォーマンス要件にあっていること、またソリューションとAPI接続で密に連携することが可能であるというシステム要件が満たせる点を勘案し、DURLを帳票出力ツールとして採用させていただきました」と上田氏は振り返ります。

 また、前述したような、厳しいビジネス要件に加え、企業としての信頼度も選定の材料になったそうです。

 「たとえばある帳票を再プリントしたいという時に、普段はFFの画面から操作できるのに、ある場合では帳票サーバからでないと出せないというようなことでは、物流現場は混乱してしまいます。このようにさまざまなケースを想定して、ソリューションとの親和性、業務要件はもちろん、運用要件といえるような領域もきちんとフォローしていただけるのか、そこできちんとキャッチボールができる会社なのかというところも大事な判断材料の1つでした」

 そのようなディテールをきちんと詰めていくことが、最終的に製品をご利用いただくお客様の満足度につながると上田氏。「DURL」は日本ユニシスが求める幾つものハードルもクリアした結果、採用されました。

DM/FF3の今後の方向性と、BSPに期待するクラウド化への対応

 DM/FF3の今後の方向性として、上田氏らが見据えているのはクラウドへの対応です。

 「ASPとして基幹システムをご利用いただいているお客様は何社もあります。その延長として、より使いやすくサービスレベルを上げたクラウドのモデルを視野に入れています。たとえば帳票管理やプリント制御の領域に、BSPがオプションでビルドインし、コンポーネント化が可能な帳票管理サービスをご用意いただけたら、サービス利用型のメニューとして中小企業にもご提供できるようになると考えています。そのようなアライアンスの企画やご提案を頂き、今後協業ビジネスを共に発展できる事を期待します」と上田氏。

 あるデータによれば、ネット通販の市場規模は前年比10%の成長を遂げているそうです。ダイレクトマーケティングはまだまだ大きな可能性を秘めたビジネス分野だといえるでしょう。

 BSPの「DURL」は今後も品質を高めていくことで、これからもDM/FF3の中核を担う製品として、日本ユニシスと共にダイレクトマーケティング業界を牽引していきます。


会社概要

名称 : 日本ユニシス株式会社
事業内容 : コンサルティングサービス、ITソリューション、アウトソーシングサービス、サポートサービスおよびシステム関連サービスの提供、ならびにコンピュータシステム(ハードウェア、ソフトウェア)の販売サービス
設立 : 1958年3月
ホームページ : http://www.unisys.co.jp/
フルフィルメントシステム DM/FF3紹介ページ : http://www.unisys.co.jp/dm/dm_ff3.html

導入製品

DURL

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